鉱山住宅共同浴場跡
脱衣所
2人ほどが入れる程度の浴槽
浴場に隣接して4畳半程度の部屋があり、「火工 誰々、守衛 誰々」という名札が放置されていた。
「火工」とはどういう意味なのだろう。広辞林をひもといてみても載っていない。次にインターネットで調べてみる。「火工所
とは」というのが見つかった。
「火工所ー火薬類の消費場所において、薬包に工業雷管または電気雷管を取付け、またはこれらを取付けた薬包を取扱う作業をするための場所。火工所には帳簿を設け、責任者を定めて、火薬類の受入、払出し数量、発破場所からの返却数量、消費残数量等をその都度明確に記入する事が必要。」とある。
鉱山における「火工」とは、発破場所において扱うダイナマイト等を管理する責任者であったようだ。
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