キャプチャ機能付き掲示板!

By 大山 礼仁

新しい結論が出ました

以前いろいろと書きましたが、
最近状況が変わりました。
結局、ロボットが書き込んでいるので、簡単な キャプチャ(CAPTCHA)を使えば
ほぼ、100% 迷惑書き込みがされないことが、判明しました。
www.cpan.org などで、GD::SecurityImage GD::SecurityImage::AC などをダウンロード、インストールしてキャプチャ機能を追加すると、ほぼ完璧であることが、解りました。
インストールは簡単で、
まず、前提ソフトの gd が、入っていると OK です。
yum -y install gd
yum -y install perl-GD
apt-get install gd
apt-get install perl-GD
などで、入れます。
GD-SecurityImage-1.72.tar.gz
は、
tar xzvf GD-SecurityImage-1.72.tar.gz
cd GD-SecurityImage-1.72
perl Makefile.PL
make
make install
GD-SecurityImage-AC-1.11.tar.gz
は、
tar zxvf GD-SecurityImage-AC-1.11.tar.gz
cd GD-SecurityImage-AC-1.11
perl Makefile.PL
make
make install
で、入ります。
現在、私の運用する掲示板には、迷惑書き込みは、殆どありません。
それでは、作製しました掲示板のCGIを公開します。
元になった T-Note4 ですが、残念ながら作者と連絡がとれませんでした。
名前を変えて混同しなければ良いらしいので、
tnote_cap.cgi

としました。
上のリンクで tnote_cap.tar.gz が、ダウンロードできるので、
上書きに注意しながら、インストールしたいディレクトリーで解凍します。
/tmp に入れた時の例)
cd /var/www/cgi-bin
tar zxvf /tmp/tnote_cap.tar.gz
解凍で出来たファイルとディレクトリーが、httpd で読めるようにアクセス権を調節します。
次に
tnote_cap.cgi
を vi で開き
おっと、ここで、SJIS のロケールが入っていないとダメですね。
localedef -f SHIFT_JIS -i ja_JP ja_JP.SJIS
と魔法の呪文をいれて、環境変数 LANG を
export LANG=ja_JP.SJIS
とやって、端末の設定も SJIS にします。
$basedir
$caphttp
$capurl
を、自分の環境に合わせて調節します。
$captcha->gdsi(
new => {
width => 130,
height => 46,
lines => 6,
font => '/usr/share/fonts/sazanami/gothic/sazanami-gothic.ttf',
scramble => 0,
ptsize => 26,
},
create => [ttf => 'default', '#500040', '#500040'],
particle => [15, 25],
);
このあたりの数値を変更すると、キャプチャをいろいろバリエーションできます。
おっと、
ここでは、sazanami-gothic を使っていましたね。
yum -y install sazanami-gothic-fonts
apt-get install sazanami-gothic-fonts
などで、インストールしておいてください。
別のフォントを使ってもかまいません。
その下のいくつか設定するものが、ありますが、管理者パスワード
$password
は、必ず自分だけが分かるものに変更しておいてください。
最後に、キャプチャ画像の入るディレクトリーを作ります。
cd ../html
mkdir authx
chown apache:apache authx
これは、一例で、ご自分の環境に合わせて作ってください。
$caphttp
$capurl
と整合していればOKです。

さあ、これで、キャプチャ付きの掲示板が、出来ました。
後は、管理者モードになって、いろいろカスタマイズしてください。
テストパターンは、ここにあります。
これで、迷惑書き込みとさよなら出来れば良いですね。
もし、大量に荒らされるぞ!ぼけ!という人がいれば、連絡ください。
また、作戦を考えます。

文字化けするぞーボケと仰るかたは、
httpd.conf の AddDefaultCharset UTF-8 をコメントアウトしてください。

なお、本ソフトはフリーです。商用目的に使用してもらっても、改変して販売しても構いませんが、その際、生じた損害等は、一切責任を負いませんので、あしからずご了承下さい。

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