Shuttle x50 に Linux をインストールする

By 大山礼仁

懲りずにやりました

 Shuttle x50 も買ってしまった。
こんどは、Windows は、もともと、なしです。 EeeTopののりで、Fedora 11 をインストールしてみた。
執筆時点で、Linux化をしたという話はない。
おもむろに、Fedora 11 をまた、2番目のメニューでインストール。
今回は、折角なので、x86_64 版を使用した。今回もすんなりインストールできた。
インストールした後、例によってリポジトリを追加します。
rpm -ivh rpmfusion-free-release-stable.noarch.rpm
rpm -ivh rpmfusion-nonfree-release-stable.noarch.rpm
rpm -ivh livna-release-9.90-1.noarch.rpm
この後、yum -y update をやって、必要なら再起動。
そして、yum でソフトを追加します。DVD 再生で足りないソフトは 次のように yum でインストールできます。
yum -y install totem-xine xine-lib-moles で追加し、totem-backend -b xine とする。
コーデックは、何故か今は、有るようだ。
yum -y install libdvdcss
で、すんなり入った。
xorg.conf を、/etc/X11 の下に入れます。
タッチパネルは、eGalax というメーカーのものを使用していた。
eGalaxTouch-2.06.2905-64b-k26.tar.gz
を、適当なところで、tar zxvf eGalaxTouch-2.06.2905-64b-k26.tar.gz で、解凍して、
cd eGalaxTouch64 で入って、./setup.sh で、3の USB を選択してインストールできた。
そして、再起動。
例によって、決して私にクレームをださないこと、自己責任で行ってください。
再度、ログインした後、端末を開いて、スーパーユーザーになって、キャリブレーションを実行します。
eGalaxTouch を実行して、Tool -> Linearization で適当に設定します。9点ぐらいをつついたら良くなります。

さて、intel のグラフィックドライバを更新してみよう!
今回は、ソースから作った。前提として、 yum -y install xorg-x11-server-devel が必要です。
スーパーユーザーになって、
bzip2 -cd xf86-video-intel-2.9.1.tar.bz2 | tar xvf -
cd xf86-video-intel-2.9.1
./configure --prefix=/usr --libdir=/usr/lib64
make
make install
これで、一度ログオフすると、見事にデスクトップの効果が使えるようになる。(はず)

さらに、無線LANも入れます。
なんと、RalinkTech という会社の RT2860という製品で EeeTop と同じです。
http://www.ralinktech.com/support.php?s=2
から、Linux 用のドライバーを入手できる。
適当なディレクトリーに置いたのち、
bzip2 -cd 2009_0918_RT2860_Linux_STA_v2.2.0.0.tar.bz2| tar xvf -
cd 2009_0918_RT2860_Linux_STA_v2.2.0.0
make
make install
これで、インストールできる。(カーネルがアップデートされるたびにしないといけない)
あとは、/etc/modprobe.d に、rt2860sta.confを作って、
alias ra0 rt2860sta
と一行書いて再起動すれば、認識される。
そして、システム->管理->ネットワークで新規作成で、ワイヤレス接続をそれなりに追加すれば良い。
カーネルと、intel のドライバをアップデートしたくないならば、 /etc/yum.conf の[main]の下に
exclude=kernel* xorg-x11-drv-intel*
と書いておけば良い。

追伸:私は、EeeTop の方が画面がきれいなので好きだ。若干遅いけど。
ひとつ問題発見。無線LAN で、IPv6 が通らない。有線LAN は、OK。
EeeTop は、大丈夫なのになぜ、同じドライバでだめなのでしょうか?

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