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ロンドンの街は、私が到着すると天候も回復して、歓迎してくれました。
テムズ川は、なぜか隅田川に似ていました。(隅田川の方がきれいという声も)
テムズ川に浮かぶ船の中には、PUBが、あります。
ここで、エールやビターというビールを飲みながら、鱈の唐揚げを食べるのが、ロンドンっこなのです。
私も、つい、飲み過ぎてしまいました。 |
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私の泊まったホテルは、バッキンガム宮殿のすぐ近くにありました。
近衛兵の交代式も、見ることができました。 |
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マラソンコースは、ロンドンの名所、旧跡を廻るように作られています。
でも、コースがわざわざカティーサークの周りを1週するようになってるのは、少しやりすぎ。
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この大会には、いろいろな変わった人が出ます。
スイセンをのせた人、ドラゴンやサイやイモムシの縫いぐるみを着た人、
スーパーマン、バットマン、警官隊、軍隊・・・まだまだ、いろいろな人が走って、みんな完走していました。 |
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コースとなる道路沿いは、42.195Km、全く応援の人垣が切れませんでした。
応援されると、やはり調子が良くなるもので、今度も、自己ベストがでました。
グロスタイムで、2時間49分18秒。
ネットタイムで、2時間46分58秒でした。
また、日本人では、4位。日本人男子では、2位でした。(全体では、582位)
ちなみに、日本のニュースでは、女子しか出てないようなことを言っていました?
ゴール地点では、見知らぬ外人同士が、お互いの健闘を讃えあいます。
私も、固い握手を交わしたのでした。
日本は、今どん底の状態で、私は、その中でも、最悪に近いところにいます。
しかし、人生、まだ捨てたものでは、ないような気がしました。
「もう、思い残すことが、ないように、走る」
と考えていたのですが、
「これで、終わりではなく、つぎの大会をもっと気持ちよく走るために、走る」
と思い始めました。
今度は、もっとよく、走ろう!
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