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八日市インターから国道307号線へ入り下って行くと日野町へ入る。鈴鹿スカイライン方向へ
信号交差点を左折し直進して行くと、土山町寄りに平子地区がある。人口21世帯73人(平成16年11月現在)の小さな村落で
ある。ここに「奥草山」という小高い山があり、その山麓にかつては平子炭鉱があった。 滋賀県内では、日野町東南部に位置する平子・熊野・鎌掛地区などで早くから亜炭の採掘が行なわれていたと言い、1689年 の古い書物に、日野谷の産物として「岩木」があげられている。岩木とは亜炭のこと。 その中でも平子炭鉱はもっとも長く操業が行なわれていたらしく、地元の人の話では、「私がこの村に嫁入りしたのが昭和 20年代。その頃はまだ採掘が行なわれていて、近隣の村から働きに来ていた人も多くいた。」という。 ![]() ちょうど野小屋の裏あたりに坑口跡がある
山の斜面に陥没した跡がある。そこからは水がしみ出ていた。ここが坑口跡である。
坑口付近で枯葉を足で払いのけてみると、亜炭が出てきた
坑口跡から約30メートル続く石垣
廃寺(2004年12月26日撮影)
平子炭鉱があった奥草山を登ると、頂上に澄禅寺(ちょうせんじ)という廃寺がある。庭園や墓地は
地元の人の手により整備されていたが、建物はかなり荒れ果てていた。
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