国道8号線の鳥居本交差点から山に向かって直進、T字路交差点を左折して、さらに直進して進むと、
民家が途切れる辺りに右へ曲がる小道がある。その小道へ入ってすぐの所に倉庫のような建物がある広場がある。現在は運輸会社
の所有となっているらしいが、そこが鉱石集積場であった所であるという。マンガンを採掘し、山からワイヤーロープのケーブル
で鉱石を降ろしていたようだ。 近くで農作業をしていたお年寄りの話によると、戦後間もない頃から昭和40年頃まで採掘され、当時はそのヤマの様子が遠く からでも伺えたが、今は山の木々にさえぎられて見えなくなってしまったという。なお、経営者方は今も近くに家族が所在するが、 本人はすでに亡くなっている。
鉱山跡が位置する山を写した。野小屋裏側の川沿いに坑口跡がある。
近くで農作業をする人の話では、「以前も市役所の人が調査に来た」という。
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