大江山ニッケル鉱山  京都府与謝郡加悦町 (2006年2月6日撮影)

 道の駅「シルクのまちかや」に隣接して大江山運動公園がある。その北側隅に、戦時中俘虜となり、 大江山ニッケル鉱山で強制労働に就いていた元イギリス兵が加悦町、日本冶金工業鰍フ協力を得て「亡き同僚を偲んで」という慰霊 碑を建立した。

 イギリス兵、カナダ兵、アメリカ兵633名を収容していた大阪俘虜収容所第3分所は、京都府宮津市須津にあった大江山鉱山精錬 工場の東側の宮津湾沿いに設置されていた。

大江山運動公園

 「昭和59年11月、第2次世界大戦中旧大江山ニッケル鉱山で強制労働に就いていたイギリスの アベリスツイス在住・故フランクエバンス氏が、加悦町、日本冶金工業(株)とともに建立した、同鉱山で死んだ同僚を慰め る慰霊碑の除幕式に出席するため、加悦町を40年ぶりに訪問。これをきっかけに加悦町とアベリスツイスの交流が始まりまし た。
 平成2年からは町民の語学研修生をウェールズ大学に派遣し、平成4年からは高校生の相互交流を進め隔年毎に受け入れと派 遣を行い年々交流が深まっています。平成8年7月には「加悦アベリスツイス友好協会」が設立されるなど民間レベルでの交流 へと広がっています。」
(加悦町役場ホームページより)

日英友好祈念慰霊碑  

日英友好祈念慰霊碑  

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