中津原鉱業所第三坑跡 県道八女・香春線沿いにある作業用品店裏側に「中津原鉱業所第三坑」と右から記名 された坑口跡がある。人に案内してもらわなければ全く目につかない場所にある。同地の現在の所有者は個人病院院長。 現在のところ取り壊す予定はないらしい。
中津原鉱業所第三坑跡 中津原鉱業所第三坑のほとんどは埋め立てられてはいるが、坑口がわずかに顔を出し、 そのすき間から中をのぞき見することができる。
カメラがとらえた坑口の内部
中津原鉱業所第三坑跡 高さ2メートル近い石垣はボタ石で積み上げられていた。
中津原鉱業所ボタ山跡 中津原鉱業所第三坑跡から少し離れた位置の御祓川(ミソギガワ)沿いに、削り取られた ボタ山が残る。開発された住宅地が隣接してある。ボタ山跡の後方に顔をのぞかせている煙突は「日本セメント香春工場」である。
中津原鉱業所の炭住跡 御祓川をはさんだボタ山前にはかつて中津原鉱業所の炭住が建ち並んでいた。現在同所は 鶏舎となっている。その鶏舎が見ようによっては炭住長屋にも見えて、郷愁を誘う。
後藤饅頭店 その炭住跡近くには、かつて炭鉱労働者たちがよく好んで食べたという饅頭屋が今もある。 過酷な労働で疲れた身体が甘いものを欲していたのかも知れない。
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