大谷鉱山 その1  京都府亀岡市ひえ田野町鹿谷 (2005年1月8日撮影)


 京都市から亀岡市内に入って約20分、国道9号線沿いにある道の駅「ガレリアかめおか《前の 信号交差点を過ぎて最初の信号交差点を左折すると間もなく京都縦貫道に突き当たる。これをくぐってすぐを右折し、その またすぐの信号交差点を左折して亀岡運動公園前を過ぎたあたりの信号交差点を右折するとひえ田野神社がある。同神社前 の狭い道をまっすぐに突き進んで行くと、大谷鉱山があった鹿谷(ろくたに)地区にたどり着く。2004年12月末現在の人口 は73世帯260人。静かな村である。

 大谷鉱山は大正3年、粟村鉱業所がタングステン鉱を開坑。そのタングステンは、優れた高温特性から電球用フィラメント、 放電灯電極、電子管の構成材料、溶接用電極、電気接点、発熱体、熱遮蔽材等、様々な産業分野で広範囲に渡って使用されて おり、戦時中は重要な物質でもあった。操業・休山を繰り返し、戦後の昭和26年に再開したが、昭和58年9月閉山。最盛期は 国内最大規模の産出量を誇っていた鉱山であった。

 

鉱長社宅(正面)。最近買い取られ改装中であった。

 

同上(側面)  

 鹿谷地区には今も鉱山時代の建物が残る。手前から、守衛室、厚生理容所、共同浴場。

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