国道307号線沿いにある多賀大社前の信号交差点から国道306号線へ入って、多賀町役場前を通り
過ぎた間もなくの所に住友セメント椛ス賀貯鉱所への入口がある。そこには、レールこそすでに撤去されているが、住友セメン
ト専用線のヤードの架線柱が今も残っており、当時の専用線の雰囲気を残している。 昭和35年11月10日営業開始した近江鉄道の貨物輸送は、トラックの進出により昭和63年3月全廃された。
近江鉄道多賀駅(2005年1月4日撮影)
住友セメント多賀専用線は、近江鉄道多賀駅構内の東側から分岐して、現コンビニエンスストア
ー・Kマートの駐車場を通り抜け、国道307号線方面へ走っていた。
住友セメント椛ス賀貯鉱所入口。道路左が住友セメント多賀専用線跡。
ガーター橋は撤去されているがコンクリート橋台部分はそのまま残っている
今も残る住友セメント時代の看板
線路があったことを物語る架線柱
多賀貯鉱所プラットホーム。石灰石積み出し場所。
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