玉名炭鉱 熊本県荒尾市府本 (2003年3月撮影)


 炭鉱名:玉名、鉱業権者:東 友市、鉱区番号:熊採99 223、契約年月日:31.12.21、移転登録年月日:31.12.28 (福岡通商産業局編 九州管区炭鉱名簿・昭和46年6月1日 より)

 その他、荒尾市西山に「三和炭鉱」があり、昭和35年10月1日閉山した。(同炭鉱名簿より)


玉名炭鉱のボタ山

 荒尾市の中心街から向かって府本下に位置する府本公民館を目指して行くと、その手前数百メートルの 所の細い道を山側へ約1キロ入った府本上の神社の近くにボタ山が今も現存する。黒い土に混じって所々に石炭が残っている。

 先の府本公民館付近に今も1軒のみ残る玉名炭鉱住宅。倉庫として使用されていた。その所有者である Tさん(75歳位)は、玉名炭鉱の元従業員で、「最盛期は従業員の家族も含めて数千人がこの村にいて活気付いていたが、今はご覧 のとおり、静かな農村に戻ってしまった。」と語ってくれた。

同上

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