大阪俘虜収容所第10分所跡  滋賀県坂田郡米原町梅ヶ原(2006年2月7日撮影)


 滋賀県内には戦時中、大阪俘虜収容所の分所が3箇所開設されていた。第8分所が野洲郡中主町に、 第9分所が神崎郡能登川町に、第10分所が坂田郡米原町梅ヶ原にあった。
 いずれも昭和20年5月18日に開設され、第10分所の捕虜たちは琵琶湖沿いにあった入江内湖の干拓作業と干拓地での農作業に 従事させられていた。
 終戦時の第10分所収容人員は199人、米兵とオーストラリア兵が主で、収容中の死者はなかった。



大阪俘虜収容所第10分所跡

 大阪俘虜収容所第10分所があった場所には、現在民家4軒ほどが建ち並んでいる。
 終戦直後、連合軍の捕虜兵のためにB17がパラシュートで落としていった食料等の物資を、拾って隠し持つ村の人もいたという。

写真右側の大通りが、現在の国道8号線である。

 

大阪俘虜収容所第10分所
(昭和20年10月12日撮影、2004年発刊「捕虜収容所補給作戦」より)

 

昭和19年頃の入江内湖干拓事業計画図 (琵琶湖干拓資料館より)

 

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