昔色街があった栄町からさらに上がり、「一円坂」と呼ばれた坂道をのぼった高台に、三井田川鉱業所職員社宅が今も残る。 現在はそのほとんどが廃墟となって見る影もないが、今も残る門構えが、当時は高級住宅であったことの面影を残し、一般坑員社宅との違いを見せつけている。 現在は田川市が管理しているといい、数軒人が住んでいる様子がうかがえた。