前提条件として、JDK1.4 以上 Tomcat 4 以上が、必要である。
今回は、JDK6 と、Tomcat 6.0.18 を使用した。インストール方法は、今回は省略する。
本来、axis は、JDK1.4 用に作られているのだが、axis 1.1 ならば、何とか JDK6でも動作する。
とりあえず、apache archive からaxis-1_1.zip をダウンロードする。
Lhaca や、unzip で、解凍して、
中にある webapps/axis を取り出す。
今回、PostgreSQL にアクセスしたいので、
axis に META-INF というディレクトリを作製して、中に
context.xml
を作製しておく。この例では、PostgreSQL に axis というデータベースを作製して、
ID:axis password:password で、アクセスすることとしている。
他のデータベースや、他のID、パスワードにしたい場合は、適当に変更する。
これで、Tomcat にデプロイするための war ファイルを作成する。
axis ディレクトリに入って、
jar -cvfM ../axis.war *
とすれば、1つ上のディレクトリに axis.war が、できる。これは、完成品。
ところで、axisの構築には、隠された jar が、多く利用されている。
私は、一応これらも、WEB-INF/lib に追加しておいた。
それは、以下のもの
JimiProClasses.jar
ibmjsse.jaractivation.jar
javax.jms.jar
axis-schema.jar
junit-3.8.1.jar
bsf.jar
mailapi_1_3_1.jar
castor-0.9.5.2.jar
org.mortbay.jetty_5.1.11.v200706111724.jar
commons-httpclient-3.0-rc2.jar
commons-net-1.0.0-dev.jar
xercesImpl.jar
ibmjceprovider.jar
Tomcat を起動した状態で、axis.war を、 $TOMCAT_HOME/webapps に複写して、
デプロイする。
$TOMCAT_HOME/logs/catalina.out
にエラーなど出ていなければ、正常にデプロイできた。
http://yoururl:8080/axis/ (私は、http://hasiru.net/axis/)
などに axis のページが表示されれば、成功である。
Tomcat と、apache の連携の説明は、ここでは省略する。
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